|
「オフィス・スカイハイ」という名前は、レジー・ジャクソンと
浅田次郎氏の「蒼穹の昴」から来ています。 まずは、
レジー・ジャクソンの話をしましょう。
簡単に紹介すると、レジー・ジャクソンは元メジャーリーガーで、
ポストシーズンなどの大舞台に強いことから「ミスター・オクトーバー」
と呼ばれる伝説の人物です。
先にお断りしておきますが、彼は決して小学生向けの道徳の
教科書に出てくる人物ではありません。 彼がいかに問題児で
あったかは、ヤンキーズのチームメイ トだったスパーキー・ライルの
手記に余すところなく描かれています。 自己中心的、わがまま、
傲慢、トラブルメーカー、大口たたき、全米中継の試合中に
テレビカメラの前で監督と殴りあい、など悪口を言えばキリが
ありません。
しかし、忘れてはならないのは彼こそ本物のプロ フェッショナルで
あったということです。 ‘77年のワールドシリーズ第六戦の三打席
連続ホームランはいまだに野球ファンの間で語り継がれています。
彼の活躍によって、名門ヤンキーズは15年ぶりのワールドシリーズ
制覇を成し遂げたのです。
日本では出版されていません が、
”Every Pitcher Tells a Story”という本の中に、彼が「あの瞬間」を
振り返った手紙が収録されています。 その中にある、
「あの(三本目を打った)打席に立ったとき、俺の自信は“スカイハイ”
に達していた」という一文が社名の元になりました。
「蒼穹の昴」の話をしましょう。
ちなみに、「蒼穹」とは「青い空」という意味です。
この物語は、清朝末期に極貧の境遇に生まれ育った少年が
ある老婆から受けた「天命」を信じ、文字通り自らの肉体の一部を
犠牲にしてまでのぼりつめようとした軌跡と、滅びゆく清朝の姿を
重ね合わせたものです。
実は、主人公が受けた「天命」はにせものでした。 あまりの
悲惨な境遇に心を痛めた老婆が、少しでも少年に希望を
与えようとして、あえて彼に嘘をついたのです。
しかし、彼は「天命」を信じ続け、最後に自らの手で
「天命」をつかみとるのです。
「オフィス・スカイハイ」とは、レジー・ジャクソンの
「究極のプロフェッショナリズム」と、念ずれば通ずという
「強烈な信念」を体現した名前なのです。
|